※naotaさんが既に翻訳されてました。naotaさんの方が先ですので紹介させて頂きます→http://naotar.diarynote.jp/201201271038322401/※
原文はhttp://www.channelfireball.com/home/pvs-playhouse-dark-standard/にあります
誤訳、わかりづらい日本語などありましたらコメントにてよろしくお願いします。
--------------------
《悲劇的な過ち/Tragic Slip》
このカードはすごい!これは早いターンに君がしたいこと(小さいクリーチャーを焼いたり)もできるし、遅いターンにもチャンプブロックや他の除去を織り交ぜれば大きいクリーチャーも焼けるから、《肉体のねじ切り/Wring Flesh》や《悪性の傷/Virulent Wound》に取って代わるのも簡単だよ。
青黒コンならBenのリストにすごく近いのを作るだろうね↓
4 《闇滑りの岸/Darkslick Shores》
4 《水没した地下墓地/Drowned Catacomb》
3 《幽霊街/Ghost Quarter》
7 《島/Island》
2 《ネファリアの溺墓/Nephalia Drownyard》
7 《沼/Swamp》
2 《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
2 《黒の太陽の頂点/Black Sun’s Zenith》
2 《青の太陽の頂点/Blue Sun’s Zenith》
2 《死の支配の呪い/Curse of Death’s Hold》
3 《雲散霧消/Dissipate》
2 《破滅の刃/Doom Blade》
3 《禁忌の錬金術/Forbidden Alchemy》
4 《マナ漏出/Mana Leak》
4 《熟慮/Think Twice》
1 《飢えへの貢ぎ物/Tribute to Hunger》
2 《漸増爆弾/Ratchet Bomb》
3 《悲劇的な過ち/Tragic Slip》
1 《解放された者、カーン/Karn Liberated》
2 《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》
今の環境で《漸増爆弾/Ratchet Bomb》はすごくいいカードに思える。トークンや虫を倒せるだけじゃなく、十字軍(《無形の美徳/Intangible Virtue》や《清浄の名誉/Honor of the Pure》)も壊せるから、君の呪いもすごく有効に働くだろう。 これらは対トラフトにおいては、僕が削った《飢えへの貢ぎ物/Tribute to Hunger》や《黒の太陽の頂点/Black Sun’s Zenith》より役に立たないけど、一応いくらかダメージを食らったあとにはトラフトを倒せるから、他の何かを削ると、「より悪い」ってより「最悪」になっちゃうんだ。《漸増爆弾/Ratchet Bomb》がどのくらいこのデッキにいいものか知るために、新しいカードを使ってもっとプレイする必要があるけど、《漸増爆弾/Ratchet Bomb》は新しいスタンダード環境において今までよりも注目すべきカードだね。
思考掃きを入れて瞬唱を4枚投入したバージョンも考えられるけど、それにはたくさんのスロットがいるし、デッキも全然違ったものになるだろう。
《絡み根の霊/Strangleroot Geist》
これは素晴らしいカードなんだけど、どこで使うんだ?一番の問題は、マナコストの緑緑だ。こういうカードはなんだか緑っぽくない。だって、《タルモゴイフ/Tarmogoyf》は1緑っていう良いマナコストだったから青いデッキにも入れることができたんであって、もしこれが緑緑だったらみんなそんなに使わなかったと思うよ。緑のデッキはデカイことがしたいんであって、真ん中ぐらいのことがしたいんじゃないのに、こいつはその「真ん中」なカードなんだ。確かにこいつはアグレッシブだけど、ほとんどの緑のデッキは別に前のめりなカードを必要としていないし、プレイしたいのは《原始のタイタン/Primeval Titan》だ。1998年以降、緑のウイニーデッキが強かったことはないし、1ターンに2点のダメージはすぐにタイタンや《刃砦の英雄/Hero of Bladehold》にまくられてしまうだろう。もしアグロな緑デッキが現れたらこのカードはフィットするだろうけど、《絡み根の霊/Strangleroot Geist》がそれ自信で新しいアーキタイプを作るほど強いとは思わないね。
このカードを今すぐ使うとしたら、《原始のタイタン/Primeval Titan》デッキで防御的に使うよ。このカードをブロッカーに立てるのは素早く君を倒そうとしている相手にとってすごく邪魔になるだろうし、トラフトにもすごく強いね。 こいつを墓地から帰ってこさせたりすれば、相手をバウンス切れにさせて、相手の攻撃を通さない状況も作れるだろうし《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》を使えば簡単にそうなるよ。(原文は→< you keep this back and you know that, short of a bounce spell, their guy is not getting through, and you can easily Green Sun’s Zenith for it to make it happen. >構文が取りづらく、theirが何を指してるのかもイマイチわかりませんでした。)そうやって時間を稼いだらタイタンを出すんだ!対コントロールで使っているときは、こいつは相手への嫌がらせにもなるし、スラーンの代わりみたいになったり、《ケッシグの狼の地/Kessig Wolf Run》でパンプする対象にも、プレインズウォーカーへの脅威にもなるけど、これはこいつを使うおまけでしかなくて、《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》に似てるとこがあるかな。入りそうなデッキは、緑白トークンの空いてる2マナ域になりそうだけど、タウンシップを使ったゲームプランとすごいディスシナジーが発生するし、2ターン目にこいつを安定して出そうと思ったらもっとエルフを入れるべきなんだ。やっぱりこいつが一番輝くのはランプ系デッキやコントロールデッキで防御的に使った時だと思うな。
《死せざる邪悪/Undying Evil》
僕がこれを取り上げたわけは、このカードにすごくがっかりするカード名が使われてると思ったからだ。僕が最初これを見た時、何かしらのすごくデカくて、不死かもしくは破壊されない恐ろしいクリーチャーを想像してたんだけど、蓋を開けてみれば・・・なんじゃこりゃ。
《ゾンビの黙示録/Zombie Apocalypse》
これぞまさに「ゾンビの黙示録」と呼ぶのにふさわしいカードだね!(re-giantさんよりアドバイスを頂きました。)(多分ひどいカードだけど、君は知らないだろうね、僕がZombies Biddingを以前使ってたことを思い出すのを・・・)Zombie Biddingってのは一昔前のゾンビウイニーデッキらしいですね
《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》
このカードは良いカードだけど、壊れてもないし滅茶苦茶なものでもないし、何でもないものでもない。こいつはいくつかのことをよく止めてくれるだろうけど、そんなに必要なものってわけじゃない。普通のフォーマットならメインには入らないし、何かしら効果的なデッキがいない限りサイドボードには入れないよね。君が当たる相手によっては、このカードは相手のデッキを崩壊させるか君のサイドボードに佇んだままになるだろう。このカードは《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》, 《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》, 《熟慮/Think Twice》, 《禁忌の錬金術/Forbidden Alchemyを止めてくれるってのは分かるけど、それは十分な仕事じゃないと思う。君がこれで《熟慮/Think Twice》を止めるってのは、相手が3マナ払う代わりに君が1マナを支払ってそれをフラッシュバックされたようなものだ。しかもこの話は相手がフラッシュバックをした後にこのカードを引かないって場合だけしか成立しない(もしくはこのカードを2枚以上引かないってこと)。例えば、僕はこれがどんだけ重要なものか分からないけど、ヴィンテージでオースやティンカーを止められるのは素晴らしいし、墓地をフル活用したデッキ相手のサイドボードとしてもベストだね。これはそのすべてが1枚で出来るんですよ、お客さん!
《ゲラルフの伝書使/Geralf’s Messenger》
こいつはいいね!こいつは絡み森の霊よりもパワフルで3/2ってのが2/1よりもずっと強いから、2/1だったら無視することもできるけど、こいつは相手に何かしらの解答を求めるものになるんだ。それに終盤でもこいつは4点のダメージを確定してくれる。もちろん、ただ1つの問題はこいつのシンボルで、こいつを黒単でしか使えないものにしてるんだ(赤や青をタッチしようと思えばできるかもしれないけど、タッチするほどの価値があるものはないと思うよ)。さあ、抹消者や《ゲラルフの伝書使/Geralf’s Messenger》, 《鞭打ち悶え/Lashwrithe》とか《困窮/Distress》、リリアナなど、黒単にする理由は十分あるよ。
僕だったらこんな感じのリストから始めるね↓
4:《戦墓のグール/Diregraf Ghoul》
4:《ゲラルフの伝書使/Geralf’s Messenger》
3:《名門のグール/Highborn Ghoul》
4:《墓所這い/Gravecrawler》
4:《ファイレクシアの抹消者/Phyrexian Obliterator》
4:《鞭打ち悶え/Lashwrithe》
3:《喉首狙い/Go for the Throat》
2:《四肢切断/Dismember》
4:《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》
4:《困窮/Distress》
24:《沼/Swamp》
《墓所這い/Gravecrawler》、《鞭打ち悶え/Lashwrithe》、《ゲラルフの伝書使/Geralf’s Messenger》を使えば、コントロール相手でも削りきれるだろうし、君のクリーチャーたちはほとんどが切り札みたいなものだ。《名門のグール/Highborn Ghoul》はあんまり好きじゃないんだけど、2マナ域が欲しかったのと、ビートするんだったらはこいつはまあまあだし、《墓所這い/Gravecrawler》を戻すためのゾンビとしてもいいよね。
《進化する未開地/Evolving Wilds》
《進化する未開地/Evolving Wilds》はすごく強いカードってわけじゃないんだけど、この環境はマナベースが結構貧弱だからとても重要なカードにはなりそうだ。対抗色のマナが安定しないって理由で存在出来なかったデッキ(例えばURのDelverとか)がたくさんあるんだけど、このカードを使ってそいつらを見直すべきかもしれないね。
総合的に見て、一番強化されるデッキは人間デッキかな。Delverはまだ健在だろうし、青黒も強化はされたけども、あんまり大きなことじゃない。緑単ケッシグは《進化する未開地/Evolving Wilds》とブロッカーとして使うかもしれない絡み森の霊を得て、RGケッシグは狩りの達人と絡み森の霊を使おうと思えば使える。新しいデッキについては、新キッチンも結構使えそうで黒単も強そうだけど白黒+αトークンが一番の勝ち組っぽいね。《漸増爆弾/Ratchet Bomb》と《死の支配の呪い/Curse of Death’s Hold》がかなり重要なカードになりそうだ。トークンデッキは8クルセイド体勢で戦うだろうけれども、こういった《漸増爆弾/Ratchet Bomb》とか《天啓の光/Ray of Revelation》みたいなカードがあれば呪いに恐れることもないだろう。ソリンは確実に使われるカードだろうけれども、今まで出たどのプレインズウォーカーとも違うカードで、ソリンを倒すためにデッキを大幅に変える必要もないと思うな。
僕なりのスタンダードで重要になりそうなカードランキングだ↓
5 – 《イニストラードの君主、ソリン/Sorin, Lord of Innistrad》
4 – 《進化する未開地/Evolving Wilds》
3 – 《ゲラルフの伝書使/Geralf’s Messenger》
2 – 《絡み根の霊/Strangleroot Geist》
1 – 《未練ある魂/Lingering Souls》
この記事を楽しんでくれることを期待してるよ、また来週!
------------------------
ということで後半も終わりました。途中、赤文字を入れてない所でも訳が怪しいところはいくつかあるので、原文の方を読んでご指摘いただけると幸いです。
思ったより早く終わらせられたので、明日はまた別の記事を翻訳していきたいと思います。
それでは、ノシ
原文はhttp://www.channelfireball.com/home/pvs-playhouse-dark-standard/にあります
誤訳、わかりづらい日本語などありましたらコメントにてよろしくお願いします。
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《悲劇的な過ち/Tragic Slip》
このカードはすごい!これは早いターンに君がしたいこと(小さいクリーチャーを焼いたり)もできるし、遅いターンにもチャンプブロックや他の除去を織り交ぜれば大きいクリーチャーも焼けるから、《肉体のねじ切り/Wring Flesh》や《悪性の傷/Virulent Wound》に取って代わるのも簡単だよ。
青黒コンならBenのリストにすごく近いのを作るだろうね↓
4 《闇滑りの岸/Darkslick Shores》
4 《水没した地下墓地/Drowned Catacomb》
3 《幽霊街/Ghost Quarter》
7 《島/Island》
2 《ネファリアの溺墓/Nephalia Drownyard》
7 《沼/Swamp》
2 《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
2 《黒の太陽の頂点/Black Sun’s Zenith》
2 《青の太陽の頂点/Blue Sun’s Zenith》
2 《死の支配の呪い/Curse of Death’s Hold》
3 《雲散霧消/Dissipate》
2 《破滅の刃/Doom Blade》
3 《禁忌の錬金術/Forbidden Alchemy》
4 《マナ漏出/Mana Leak》
4 《熟慮/Think Twice》
1 《飢えへの貢ぎ物/Tribute to Hunger》
2 《漸増爆弾/Ratchet Bomb》
3 《悲劇的な過ち/Tragic Slip》
1 《解放された者、カーン/Karn Liberated》
2 《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》
今の環境で《漸増爆弾/Ratchet Bomb》はすごくいいカードに思える。トークンや虫を倒せるだけじゃなく、十字軍(《無形の美徳/Intangible Virtue》や《清浄の名誉/Honor of the Pure》)も壊せるから、君の呪いもすごく有効に働くだろう。 これらは対トラフトにおいては、僕が削った《飢えへの貢ぎ物/Tribute to Hunger》や《黒の太陽の頂点/Black Sun’s Zenith》より役に立たないけど、一応いくらかダメージを食らったあとにはトラフトを倒せるから、他の何かを削ると、「より悪い」ってより「最悪」になっちゃうんだ。《漸増爆弾/Ratchet Bomb》がどのくらいこのデッキにいいものか知るために、新しいカードを使ってもっとプレイする必要があるけど、《漸増爆弾/Ratchet Bomb》は新しいスタンダード環境において今までよりも注目すべきカードだね。
思考掃きを入れて瞬唱を4枚投入したバージョンも考えられるけど、それにはたくさんのスロットがいるし、デッキも全然違ったものになるだろう。
《絡み根の霊/Strangleroot Geist》
これは素晴らしいカードなんだけど、どこで使うんだ?一番の問題は、マナコストの緑緑だ。こういうカードはなんだか緑っぽくない。だって、《タルモゴイフ/Tarmogoyf》は1緑っていう良いマナコストだったから青いデッキにも入れることができたんであって、もしこれが緑緑だったらみんなそんなに使わなかったと思うよ。緑のデッキはデカイことがしたいんであって、真ん中ぐらいのことがしたいんじゃないのに、こいつはその「真ん中」なカードなんだ。確かにこいつはアグレッシブだけど、ほとんどの緑のデッキは別に前のめりなカードを必要としていないし、プレイしたいのは《原始のタイタン/Primeval Titan》だ。1998年以降、緑のウイニーデッキが強かったことはないし、1ターンに2点のダメージはすぐにタイタンや《刃砦の英雄/Hero of Bladehold》にまくられてしまうだろう。もしアグロな緑デッキが現れたらこのカードはフィットするだろうけど、《絡み根の霊/Strangleroot Geist》がそれ自信で新しいアーキタイプを作るほど強いとは思わないね。
このカードを今すぐ使うとしたら、《原始のタイタン/Primeval Titan》デッキで防御的に使うよ。このカードをブロッカーに立てるのは素早く君を倒そうとしている相手にとってすごく邪魔になるだろうし、トラフトにもすごく強いね。 こいつを墓地から帰ってこさせたりすれば、相手をバウンス切れにさせて、相手の攻撃を通さない状況も作れるだろうし《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》を使えば簡単にそうなるよ。(原文は→< you keep this back and you know that, short of a bounce spell, their guy is not getting through, and you can easily Green Sun’s Zenith for it to make it happen. >構文が取りづらく、theirが何を指してるのかもイマイチわかりませんでした。)そうやって時間を稼いだらタイタンを出すんだ!対コントロールで使っているときは、こいつは相手への嫌がらせにもなるし、スラーンの代わりみたいになったり、《ケッシグの狼の地/Kessig Wolf Run》でパンプする対象にも、プレインズウォーカーへの脅威にもなるけど、これはこいつを使うおまけでしかなくて、《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》に似てるとこがあるかな。入りそうなデッキは、緑白トークンの空いてる2マナ域になりそうだけど、タウンシップを使ったゲームプランとすごいディスシナジーが発生するし、2ターン目にこいつを安定して出そうと思ったらもっとエルフを入れるべきなんだ。やっぱりこいつが一番輝くのはランプ系デッキやコントロールデッキで防御的に使った時だと思うな。
《死せざる邪悪/Undying Evil》
僕がこれを取り上げたわけは、このカードにすごくがっかりするカード名が使われてると思ったからだ。僕が最初これを見た時、何かしらのすごくデカくて、不死かもしくは破壊されない恐ろしいクリーチャーを想像してたんだけど、蓋を開けてみれば・・・なんじゃこりゃ。
《ゾンビの黙示録/Zombie Apocalypse》
これぞまさに「ゾンビの黙示録」と呼ぶのにふさわしいカードだね!(re-giantさんよりアドバイスを頂きました。)(多分ひどいカードだけど、君は知らないだろうね、僕がZombies Biddingを以前使ってたことを思い出すのを・・・)Zombie Biddingってのは一昔前のゾンビウイニーデッキらしいですね
《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》
このカードは良いカードだけど、壊れてもないし滅茶苦茶なものでもないし、何でもないものでもない。こいつはいくつかのことをよく止めてくれるだろうけど、そんなに必要なものってわけじゃない。普通のフォーマットならメインには入らないし、何かしら効果的なデッキがいない限りサイドボードには入れないよね。君が当たる相手によっては、このカードは相手のデッキを崩壊させるか君のサイドボードに佇んだままになるだろう。このカードは《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》, 《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》, 《熟慮/Think Twice》, 《禁忌の錬金術/Forbidden Alchemyを止めてくれるってのは分かるけど、それは十分な仕事じゃないと思う。君がこれで《熟慮/Think Twice》を止めるってのは、相手が3マナ払う代わりに君が1マナを支払ってそれをフラッシュバックされたようなものだ。しかもこの話は相手がフラッシュバックをした後にこのカードを引かないって場合だけしか成立しない(もしくはこのカードを2枚以上引かないってこと)。例えば、僕はこれがどんだけ重要なものか分からないけど、ヴィンテージでオースやティンカーを止められるのは素晴らしいし、墓地をフル活用したデッキ相手のサイドボードとしてもベストだね。これはそのすべてが1枚で出来るんですよ、お客さん!
《ゲラルフの伝書使/Geralf’s Messenger》
こいつはいいね!こいつは絡み森の霊よりもパワフルで3/2ってのが2/1よりもずっと強いから、2/1だったら無視することもできるけど、こいつは相手に何かしらの解答を求めるものになるんだ。それに終盤でもこいつは4点のダメージを確定してくれる。もちろん、ただ1つの問題はこいつのシンボルで、こいつを黒単でしか使えないものにしてるんだ(赤や青をタッチしようと思えばできるかもしれないけど、タッチするほどの価値があるものはないと思うよ)。さあ、抹消者や《ゲラルフの伝書使/Geralf’s Messenger》, 《鞭打ち悶え/Lashwrithe》とか《困窮/Distress》、リリアナなど、黒単にする理由は十分あるよ。
僕だったらこんな感じのリストから始めるね↓
4:《戦墓のグール/Diregraf Ghoul》
4:《ゲラルフの伝書使/Geralf’s Messenger》
3:《名門のグール/Highborn Ghoul》
4:《墓所這い/Gravecrawler》
4:《ファイレクシアの抹消者/Phyrexian Obliterator》
4:《鞭打ち悶え/Lashwrithe》
3:《喉首狙い/Go for the Throat》
2:《四肢切断/Dismember》
4:《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》
4:《困窮/Distress》
24:《沼/Swamp》
《墓所這い/Gravecrawler》、《鞭打ち悶え/Lashwrithe》、《ゲラルフの伝書使/Geralf’s Messenger》を使えば、コントロール相手でも削りきれるだろうし、君のクリーチャーたちはほとんどが切り札みたいなものだ。《名門のグール/Highborn Ghoul》はあんまり好きじゃないんだけど、2マナ域が欲しかったのと、ビートするんだったらはこいつはまあまあだし、《墓所這い/Gravecrawler》を戻すためのゾンビとしてもいいよね。
《進化する未開地/Evolving Wilds》
《進化する未開地/Evolving Wilds》はすごく強いカードってわけじゃないんだけど、この環境はマナベースが結構貧弱だからとても重要なカードにはなりそうだ。対抗色のマナが安定しないって理由で存在出来なかったデッキ(例えばURのDelverとか)がたくさんあるんだけど、このカードを使ってそいつらを見直すべきかもしれないね。
総合的に見て、一番強化されるデッキは人間デッキかな。Delverはまだ健在だろうし、青黒も強化はされたけども、あんまり大きなことじゃない。緑単ケッシグは《進化する未開地/Evolving Wilds》とブロッカーとして使うかもしれない絡み森の霊を得て、RGケッシグは狩りの達人と絡み森の霊を使おうと思えば使える。新しいデッキについては、新キッチンも結構使えそうで黒単も強そうだけど白黒+αトークンが一番の勝ち組っぽいね。《漸増爆弾/Ratchet Bomb》と《死の支配の呪い/Curse of Death’s Hold》がかなり重要なカードになりそうだ。トークンデッキは8クルセイド体勢で戦うだろうけれども、こういった《漸増爆弾/Ratchet Bomb》とか《天啓の光/Ray of Revelation》みたいなカードがあれば呪いに恐れることもないだろう。ソリンは確実に使われるカードだろうけれども、今まで出たどのプレインズウォーカーとも違うカードで、ソリンを倒すためにデッキを大幅に変える必要もないと思うな。
僕なりのスタンダードで重要になりそうなカードランキングだ↓
5 – 《イニストラードの君主、ソリン/Sorin, Lord of Innistrad》
4 – 《進化する未開地/Evolving Wilds》
3 – 《ゲラルフの伝書使/Geralf’s Messenger》
2 – 《絡み根の霊/Strangleroot Geist》
1 – 《未練ある魂/Lingering Souls》
この記事を楽しんでくれることを期待してるよ、また来週!
------------------------
ということで後半も終わりました。途中、赤文字を入れてない所でも訳が怪しいところはいくつかあるので、原文の方を読んでご指摘いただけると幸いです。
思ったより早く終わらせられたので、明日はまた別の記事を翻訳していきたいと思います。
それでは、ノシ
コメント
すごく参考になりました!
英語出来ないので助かりますw
勝手ながらリンクさせていただきます!
僕の拙い翻訳でよければこれからも見てやって下さい。
こちらからもリンクさせて頂きました!
>See, that’s how you should use a name like this!
おそらく、多分、もしかしたらこんな感じかなあ、と。
《意訳(弱)》
見てください、あなたがこのような感じの名前を使うときはこうあるべきです。
《意訳(強)》
これぞまさに「ゾンビの黙示録」と呼ぶのにふさわしいカードだね!
>>《意訳(強)》
これぞまさに「ゾンビの黙示録」と呼ぶのにふさわしいカードだね!
なるほど、この訳いいですね!そのまま引用させて頂きます。
>>訳したあとに既訳の記事を見つけると、やはりさみしいものがありますよね……。
そうなんですよね・・・。
まあみんなが注目している記事ではあるので仕方ないものかなと思ってます。