《高原の狩りの達人》とスラーンを比較してみた
2012年1月31日 TCG全般緑クリーチャーの4マナ域として一定の地位を築いているスラーン
そして、DKAでソリンとFBスピリットの次くらいに注目されている《高原の狩りの達人》
この2枚は役割は違うものの、緑系デッキでは4マナ域を争うカードになるのではないでしょうか?
ということで、この2枚についての色々な状況を考えていきましょう。
Round1 除去耐性
スラーン>《高原の狩りの達人》
これに関しては文句はないかと思います。
スラーンには単体除去は全く効かず、黒頂点や審判の日にもそこそこ耐性がありますが、《高原の狩りの達人》は多少の耐性はあるもののその全てに引っかかります。
Round2 対ビート性能
スラーン≒《高原の狩りの達人》
《高原の狩りの達人》は出た時点で2点ライフと2体のブロッカーを約束してくれるのでかなり性能は高いのですが、いかんせん2/2というサイズが小さく、また多色であるがゆえに各種剣に引っかかりやすいです。ただ、裏返った時に除去を打てるというのは、サイズの小さいクリーチャーが多い今のスタンではかなり有用かと思います。また、相手のクリーチャーが少ない時に、トークンだけ殴りに行くなどの柔軟な使い方が出来るところは高評価。
対してスラーンは、対コントロール向けのデザインである割に、最強の除去耐性によりビートにも無敵のブロッカーとしての働きが期待できます。流行りのバウンスにも強いけれども、一番の問題点はやはりレジェンドというところでしょうか。最近はビートダウンで幻影の像を採用しているものは多くないですが、サイドボードから対策され易いところは少しマイナス。またデッキに4枚積むことも少しためらわれるカードであるので、◯◯対策として使うのが少し難しいというのが多少ありますね。
Round3 対コントロール
スラーン>《高原の狩りの達人》
やはりここは、「打ち消されない」という大きなコントロール耐性を持ったスラーンを選びたいです。《高原の狩りの達人》より劣るところは、幻影の像に対処されてしまう、というところのみであり、総じてスラーンの方がコントロール側として厄介なクリーチャーなのではないでしょうか?コントロール相手では《高原の狩りの達人》の除去能力も腐ってしまいますからね。
Round4 色拘束
スラーン≧《高原の狩りの達人》
やはり、赤緑が確定してしまうところで《高原の狩りの達人》は少し部が悪いように思えます。GGとRGの揃いやすさはデッキによって違うとは思いますが、デッキを組む際に色が多少でも限定されてしまうのは、マナベースの弱い今のスタンでは減点対象になってしまいます。
Round5 既存のデッキに入れてみる
例:RGウルフランor緑単ダングローブ
スラーン≧《高原の狩りの達人》
ケッシグとの相性を考えるとやはりこうなるでしょう。また、スラーンの方が赤い全除去に引っかかりにくいところも評価できます。
殻デッキでは、新たな4マナのオプションとして活躍が期待でき、新たなカラーリングの殻デッキの誕生もあるかもしれません。
ー総評ー
基本的にスラーンの方が優秀なように思えます。ですが、《高原の狩りの達人》には気兼ねなく4枚積むことができる、というメリットがありますので既存のデッキ以外で使われることも往々にしてあるでしょう。
MOでもリリースされたら、《高原の狩りの達人》の可能性を模索していきたいと思います。
では。ノシ
そして、DKAでソリンとFBスピリットの次くらいに注目されている《高原の狩りの達人》
この2枚は役割は違うものの、緑系デッキでは4マナ域を争うカードになるのではないでしょうか?
ということで、この2枚についての色々な状況を考えていきましょう。
Round1 除去耐性
スラーン>《高原の狩りの達人》
これに関しては文句はないかと思います。
スラーンには単体除去は全く効かず、黒頂点や審判の日にもそこそこ耐性がありますが、《高原の狩りの達人》は多少の耐性はあるもののその全てに引っかかります。
Round2 対ビート性能
スラーン≒《高原の狩りの達人》
《高原の狩りの達人》は出た時点で2点ライフと2体のブロッカーを約束してくれるのでかなり性能は高いのですが、いかんせん2/2というサイズが小さく、また多色であるがゆえに各種剣に引っかかりやすいです。ただ、裏返った時に除去を打てるというのは、サイズの小さいクリーチャーが多い今のスタンではかなり有用かと思います。また、相手のクリーチャーが少ない時に、トークンだけ殴りに行くなどの柔軟な使い方が出来るところは高評価。
対してスラーンは、対コントロール向けのデザインである割に、最強の除去耐性によりビートにも無敵のブロッカーとしての働きが期待できます。流行りのバウンスにも強いけれども、一番の問題点はやはりレジェンドというところでしょうか。最近はビートダウンで幻影の像を採用しているものは多くないですが、サイドボードから対策され易いところは少しマイナス。またデッキに4枚積むことも少しためらわれるカードであるので、◯◯対策として使うのが少し難しいというのが多少ありますね。
Round3 対コントロール
スラーン>《高原の狩りの達人》
やはりここは、「打ち消されない」という大きなコントロール耐性を持ったスラーンを選びたいです。《高原の狩りの達人》より劣るところは、幻影の像に対処されてしまう、というところのみであり、総じてスラーンの方がコントロール側として厄介なクリーチャーなのではないでしょうか?コントロール相手では《高原の狩りの達人》の除去能力も腐ってしまいますからね。
Round4 色拘束
スラーン≧《高原の狩りの達人》
やはり、赤緑が確定してしまうところで《高原の狩りの達人》は少し部が悪いように思えます。GGとRGの揃いやすさはデッキによって違うとは思いますが、デッキを組む際に色が多少でも限定されてしまうのは、マナベースの弱い今のスタンでは減点対象になってしまいます。
Round5 既存のデッキに入れてみる
例:RGウルフランor緑単ダングローブ
スラーン≧《高原の狩りの達人》
ケッシグとの相性を考えるとやはりこうなるでしょう。また、スラーンの方が赤い全除去に引っかかりにくいところも評価できます。
殻デッキでは、新たな4マナのオプションとして活躍が期待でき、新たなカラーリングの殻デッキの誕生もあるかもしれません。
ー総評ー
基本的にスラーンの方が優秀なように思えます。ですが、《高原の狩りの達人》には気兼ねなく4枚積むことができる、というメリットがありますので既存のデッキ以外で使われることも往々にしてあるでしょう。
MOでもリリースされたら、《高原の狩りの達人》の可能性を模索していきたいと思います。
では。ノシ
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