今日ふと思ったことなんですが、ハンバーガー屋や牛丼屋やコーヒー屋って何種類もあるのにフライドチキン屋ってKFCしかないですよね?それが何故なんだろうと思って考えてみました。

結論から言うと、他の飲食業界より圧倒的に需要が少ないのです。

冷静に考えてみると、街を歩いて何かしら飯屋を探しているときにKFCとマックと吉野家があったとして、KFCに入ることってめったにないんですよね。

KFCに行くときって、「ケンタ食いに行こ―ぜ―」なんて友達と言いながら、明確に目的地としているときにしかないかなーと。自分はあんまりマックが好きじゃないのでマックに行くことは殆ど無いですが、それでも「ハンバーガー屋」に行く回数を考えたらKFCに行く回数よりも圧倒的に多いです。

友達と街を歩いていても、ファミリーで歩いていてもあんまりKFCに寄ることって無いと思います。むしろデリバリーとかが中心ですよね。

デリバリーってあんまりするものじゃないと思うので、主にデリバリーってなってくると食べる機会もぐっと減ってきます。


こう考えると、なぜフライドチキン業界に参入する企業がいないのかが自ずと分かってきませんか?

少ない市場を取り合うのは企業として非常に効率が悪いことですし、まして既に圧倒的シェアを誇るKFCに戦いを挑むのなんて無謀と言ってもいいくらいでしょう。

デリバリーで勝負をしようと思っても、知名度の差というのはかなりネックになってきます。例えば、みなさんの家にあるデリバリーのチラシを考えていただければ明らかだと思います。ほとんどが、誰もが知っている企業、もしくは地域密着型のお店のものではないでしょうか?店の名前を客に覚えてもらうのは思っているより難しいことです。新しく店をだして、その名前を覚えてもらうのに何年かかるのか、どれだけの労働力がかかるのかを想像するだけでも、新規参入の難しさがわかると思います。


以上のことを考えてみてからグーグル先生に聞いてみると、恐らくこの理論が正しいのではないかということが解ってきました。
試しにKFCとマックの売上額を比べてみたのです。

2つの差は歴然としていて、マックはKFCの5~6倍の売上でした。逆に言えば、フライドチキン業界においてあのシェアであっても、マックの5~6分の1の売上しか無いということです。

なるほど、他に参戦する企業が出てこないのも頷けますね。

コメント

えれめん
2012年2月3日0:04

着眼点がいいね!

ひらこう@町田勢兼横浜勢
2012年2月3日7:52

ありがとうございます!

らいと
2012年2月3日14:05

良記事GJ!
自分ちのすぐ近くにKFCがありますが5年かけてまだ1回しか行ったことないですww

ひらこう@町田勢兼横浜勢
2012年2月3日14:20

>>らいとさん
意外と行ってないんですよね、KFCってww

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